okatake2012-02-26

前の夜、ぐうぜん『別冊太陽 モダン東京百景』で、洲之内徹が書いた「藤牧義夫隅田川絵巻』」を読み、見ていた。そしたら今朝「日曜美術館」で藤牧特集だ。藤牧に挑戦するような、カメラマンが切り取る現代東京の絵をおもしろく見ながら、藤牧という不思議な版画家・画家のことを考えていたが、それにしても解説がうるさいねえ。第一人者で発見者だから仕方ないが、ガチャガチャ、鈍い刀をふりまわすだけで、音としてもうるさい。ここは、やっぱり海野弘さんに登場してもらって、モダン都市の風景と藤牧の視線について語ってもらいたかった。神奈川近代美術館、行きたいが、たぶん一杯になるんだろうな、と思うと尻込みしてしまう。
それより、藤牧の出身「館林」の駅舎が写ったが、なんとも好ましいモダン建築。これで古本屋の一軒もあれば、訪ね甲斐があると思って検索したら、「ブ」と「大葩堂」という良さげな名前の古本屋が! ところが、検索すると「古ツア」さんが2010年6月踏破済みで、その報告を聞いてがっかり。
http://blogs.dion.ne.jp/tokusan/archives/9509187.html
これを読んでなかったら、うきうきとでかけて、がっかりするところでした。しかし、館林へは行きたいと思う。青春18で行くか。