okatake2012-02-03

アメトーーク」読書芸人の巻。「読書」って、やっぱり一般的対象は小説なんだな、と再確認。出演者では又吉が突出していて、新刊書店でいきなり文芸書の目次をチェック。「群像」を買い、古井由吉の新刊が出てることを知らなかったことを恥じ、神保町小宮山書店で上林暁の句集を買う。小宮山では「いつも買っていただいているので」と、値段を引いてもらっていた。コミガレの紹介はなし。まあ、そうだな。
昨日、「ささま」均一で『東京古本とコーヒー巡り』(交通新聞社)をまた買って(5、6冊は買ったか)、ぱらぱら眺めていたら、やっぱり楽しくなった。古本魂のよく行き届いた造りと編集で、この手のガイドとしては最良。写真もいい。しかし10年近くたって、情報が古くなっている部分がかなりある。改訂版を出していただきたい。
コクテイルのライブトーク、メールアドレスが間違っていました。以下が正しいそうです。ごめんね、ごめんねーー。
cocktailbooks@live.jp
今日は「2階の古本市」を覗き(Sちゃんがレジ、いい子、いい子)、赤沼三郎『新聞太平記』と、木村衣有子さんの『わたしの文房具』。コミガレで三冊は、川西政明『新・日本文壇史 1』が買い物。「サン毎」終え、歩いて東京駅へ。途中、逓信博物館へ。展示をざっとそぞろ歩くが、超一等地にありながら、どこか世界の中心から打ち捨てられたムード。税金の無駄遣いではないか。これも投げやりな感じのミュージアムショップへ行き、未使用の切手コーナーでバラの50円切手から、良さそうなデザインのを12枚買う。1977年の名画切手なんてのもある(物価はその頃と比べ倍になっている)。もちろん使うつもり。絵葉書も廉価でたくさんあるし、ここは使えます。
東京駅の八重洲中央改札脇の遺失物係で、無事、のぞみに置き忘れたスケジュール帳(ぼくの司令塔)が戻ってきた。高齢の係の方が、きびきびと事務的手続きをする。台帳みたいなのに、ハンコを押し、いくつか数字などを記入し(ホワイトで消された記述もあり)、いまだここにはアナログ的世界が生きている。
「ギンレイ」で「ウィンターズ・ボーン」。http://www.wintersbone.jp/
家族を守るため、失踪した父を探す17歳の少女のハードボイルド世界を描く。と、言っていいのか。親があてにならず、自分で闘うしかない未成年という点で、昨日観た「モールス」と同じ。