okatake2011-12-28

光文社新書メルマガ連載がアップされています。
「悩ましきコレクター魂(上)」
http://www.kobunsha.com/special/sinsyo/member/serial/pdf/zk015_sm0023.pdf
6年前のディック・フランシス『帰還』を読み始めたら、止まらなくなった。ずいぶん細部を忘れているなあ。これはシッド・ハレーもの。ぼくの知るかぎり、フランシスの作品は、映画で一本、何本かドラマ化されているみたいだが、あらためて何とかならないものか。ぼくは、じつはマンガ化されるといいと思っていて、その際は、『裂けたパスポート』の御厨さと美が最適だろう。
昨日は、ネギさんちに忘れたダイアリーを、京王古本市まで持ってきてもらえることになって、会場で待ち合わせ。あれ、古書店主たちがみんなネクタイを締めていない。文雅新泉堂さんに聞いたら、「ここは、だいじょうぶなんですよ」と言う。以前は締めていて、『古本道入門』にもそう書いたのだが。会場には、夫婦揃って古書好きのYくんが来ていて、ネギさんも誘って8階「コロンバン」で談笑。まわりはおばさんばかりだ。ネギさんは大学職員、Yくんが高校教員、ぼくも高校で教えた経験があり、教育関係者が三人揃ったことになり、そういう話を。京王では買えなかった。広い会場を見て回っているうち、疲れて、購買意欲もすり減った。だめですねえ。
帰り、吉祥寺で何かを買おうと下車したが、何を買うんだったかを忘れて、「ブ」へ流れ着く。ヴォネガット『タイタンの幼女』が改版というより、同じ浅倉久志により改訳されて、サイズの改まったハヤカワ文庫から出ていた。解説は太田光。これ、いい解説ですよ。文字も大きくなって、これを買う。裏表紙袖の既刊リストを見ると、ヴォネガットは品切れ、ないみたいですね。すごいや。
「つん堂」さんが、「ARE 」の揃いを、文雅新泉堂さんから2万円で買っている。しまったなあ。人に送らず、残しておくんだった、と思うがあとのまつり。
http://d.hatena.ne.jp/tundow/20111226/1324864754
勝手に紅白のつづき。郷ひろみ「ハリウッド・スキャンダル」

松田聖子ガラスの林檎

布施明「そっとおやすみ」
http://youtu.be/IVyFfcPYDXs
江利チエミサザエさん