okatake2011-12-21

今日、西荻音羽館」へ、『古本道入門』のサインを入れに行って来ました。いま、同著のサイン本が買えるのは「音羽館」だけです。
「なずな屋」で澄ちゃんとおしゃべり。さいきん、ある人の好意により、歌舞伎を観ているそうだ。いま、「なずな屋」にはNHKもの始め、芸能ネタが充実。NHKグラフの紅白特集、69年と70年を各500円で買う。音羽館では、海外ミステリを二冊。
あ、ごめん。「盛林堂」話題の「古ナイ」も見ましたよ。がっちり、隙無し上ネタばかりの「盛林堂」の棚に、素人が参戦するのはキツいと思うが、うまく溶け込んでいました。
昨日は今年最後の「サンデー毎日」。担当のHさんにも「よいお年を」と最後の挨拶。
夜に予定が入っていて、汐留ミュージアムへ行こうか、リニューアルオープンした日比谷図書館へ行こうかなど思案するが、気力が沸かず、手近なギンレイで「未来を生きる君たちへ」を観る。今年8月公開の映画。
http://www.mirai-ikiru.jp/
二組の家族の物語。暴力が渦巻く世界は子どもも例外ではない。片方は夫婦別居、片方はガンで母親を失い、そのことを父親のせいだと思っている息子が衝動的に暴力を増幅させ、悲劇を生む。南アのキャンプで働くデンマーク医師の目を通した貧困と、妊婦の腹を切り裂いて賭けをする黒人ボスなど、直視しがたい映像とテーマが次々とつづく。観ていてつらい映画で、途中で席を立とうかと思ったが、最後の最後に救いがあって、押しつけではない、感動が待っている。がまんして観てよかった。
夜は銀座。久世朋子さんの店「茉莉花」へ。堺正章取材の仲介をしてくれた朋子さんにお礼の挨拶。脳天松くん、つん堂さんが一緒で、男三人の忘年会。途中、小林亜星さんが現れて、生「貫太郎」を見る。ほか、TBSラジオのヘビーリスナーの女性、そのTBSでも紹介した『上を向いて歩こう』の著者・佐藤剛さんもいらして、言葉を交わす。会話の途中で、思いついたことなのか、佐藤さん、システム手帖を開いてすぐメモをされていた。これは見習わなくては。