今月、23日西荻ブックマークは「よみた屋」の澄田さん登場。音羽館の広瀬くん、ささまのノムラくんと同じ、もと「高原書店」高原担の高弟たちです。そうか、三浦しをんさんも、「高原」で値付けをしていたんだ。澄田さんは、「おじいさんの本買います」をキャッチフレーズに、低迷する現代古本界にいち早く、独自の路線を舵取りした戦略家で理論家であります。それにかっこいい。なんとなく、元グループサウンズにいた、という感じであります(そんな歳ではないが)。今月15日オープンの「ますく堂」も、先日の古書会館での古本屋開業講座のなかで、もっとも役にたったのが、澄田さんの話、と言っていました。古本屋になりたい人、古本屋の裏側に興味あるひとは、ぜひ。新書のネタに困っている編集者は必見。そのまま、一冊の本になりますよ。
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ビッグイシュー」、ちくま哲学の森『生きる技術』書評を送り、昼前、倉本聰脚本「ライスカレー 第2回」を見る。前も書いたが、1991年秋、在籍した雑誌編集部が金に行き詰まり、雑誌が出なくなった。とりあえず出勤し、午後、編集部のテレビで毎日、この「ライスカレー」再放送を見ていたんだ。ばつぐんにおもしろかった。
先日、アド街で「佐野」を取り上げていたが、栃木といえばユージコージ。栃木ブームに乗っかって、観光大使みたいに出まくっているが、不思議と芸人の垢が、いい意味でつかないコンビで、ぼくは大好き。あいだに口をはさむのも、なぜか遠慮がちで、当今めずらしい。
ユージコージと書いたが、調べたらU字工事。まったく文字が浮かばなかった。失礼した。