朝、起きたら10時半だ。やっぱり疲れてたんだなあ。起きぎわに、みんなの前で古文書みたいなものを解読することになり、「これは○○さんの分野ですが」と前置きし、性的な意味が込められていることを、民俗学的見地から立証する。まるで読めない古文書を、立派に解説する自分に驚く。夢のなかでの方が、頭がよかった。
今日はいちにち家にいて仕事。音楽も聴かない。夕方、長めの原稿を一本送付。「あった、あった。」は小森義人『ある青春の詩』を取り上げる。著者は本名、馬場祥弘。サンアドに在籍したこともあり、作詞、小説などを手がける。「森のクマさん」の作詞者でもあるのだが、ウィキペディアによれば、作曲も自分と主張し、それが認められ、十年で数千万の印税を取得。しかし、のちに原曲があることがわかり、作曲分の印税は取り上げられたとのこと。しかし、有名な曲を一曲かけば、印税がすごいことがわかる。花村萬月作・さそうあきら画『犬犬犬(ドッグ・ドッグ・ドッグ)』は名作だが、やっと4巻を手に入れ読む(全5巻)。ヤクザの親分が吐く名言「人の財産の中でいちばんの財産は、劣等感や!」。ありがたく、お受けします。夜はおやじカレーを作る。しょうが一欠けとリンゴ半個をすって入れるのがポイントなんよ。

往来座ブログ、白シャツ王子筆で知った「星ヶ丘洋裁学校」。知らなんだ。星ヶ丘には従弟が住んでたから、しょっちゅう行ってたし、ぼくの卒業した中宮中学から直線一キロほどしか離れていない。おお、しかも卒業した枚方第二小学校からも直線一キロだ。ううむ。枚方にこういう場所があったとは。こんど、帰省したとき、訪ねてみよう。うすだくん、ありがとう。
http://jampot.jp/photo2/hoshigaoka/01.htm
家内に、枚方に「星ヶ丘洋裁学校」と話したら、ああ、知ってると「くうねる」二冊を見せてくれた。そうか、いかにも「くうねる」だ。記事にも出てくるが、枚方には「天の川」という、万葉集にも歌われた川が流れていて、ぼくは子どものころ、よく水遊びをした。天の川と土手は、夢のなかにも出てくる。天の川で遊んで、星ヶ丘にいる従弟ノブの家にでかけたのだった。宮澤賢治みたい。ノブ、「星ヶ丘洋裁学校」知ってるかな?