昨日、夕方、青柳いづみこ邸へ。『グレン・グールド』の著者インタビュー。グレン・グールドが水といっしょにいつも食していたという、幼児用ビスケットをいただく。「まずいのよぅ」(笑)と青柳さん。ほんと、味がしないでぱさぱさしている。日本の幼児用ビスケットは優秀なり。取材後、用意されていた食べ物とお酒をごちそうになって帰還。国立「ブ」でnegiさんがほめていたヘニング・マンケルを二冊買う。『殺人者の顔』と『笑う男』。ほう、スウェーデンの作家なんだ。
清水宏『有りがたうさん』『按摩と女』、市川崑『銀座の猛者』などを、仕事の合間にちょこちょこ見ている。いずれもおもしろい。
今日は喜国雅彦『本棚探偵の生還』書評を締め切りギリギリに送付。ほっとする。いしかわじゅん『業界の濃い男』を読み出したら、すぐ、あ、これ読んだと思ったが、やめられない。なんちゅうおもしろさか。しかし、顔の広い人であることよ。しかも、みなのデビュー当時、あるいは無名時代を知っている。これが強み。