夏なんです

日曜は「negiシアター」。フジで93年深夜に放送されていた音楽番組「WOOD」総集編を見る。本好きのあつまりだが、音楽の知識のほうがもっとすごい、というメンバーでもあり、細かい情報が飛び交う。ぼくがいちばん、無知ではないか、という気がしてくるほどだ。ネギさんの料理はいつも「あんさん、店できまっせ」級で、ひとの家に来ているというより、ふつうにレストランかなにかで食べてる気分だ。
ネギさん宅はいつも代田橋から向うのだが、この日、少しネギさんに取材しようと思って、一人、永福町から。歩いて15分くらいか。途中、両側が森になった小暗い神社の脇の坂を、セミ時雨を聞きながら通り抜け、神田川をわたり、住宅地の坂を上っていると、いきなり「夏なんです」が頭のなかで鳴る。いかにも夏らしい光景なり。知らない道を歩くのは、ほんとうに楽しい。待ち望んだ新刊を読む、という気分。
http://youtu.be/lBHJHoVNDEQ(埋め込み無効なので)
昨日は、森岡書店でのナンダロウくんと矢崎さんのトークを聞きにいくつもりにしていたが、姫路から風羅堂の大西隆志さんが上京しているとメールがあり、急きょ、夜、中央線で飲むことに。「コンコ堂」と「音羽館」の師弟2店を案内する。大西さん、二つの店の品揃えにしきりに感心していた。
両日、昼間、自分と娘の自転車のパンク修理に悪戦苦闘。ゴムのりを、塗ってしばらく置いておく、というのを知らなくて、すぐ修理のパッチを張っていたのだが、それではすぐはがれる。そんなこんなで、何度も玄関先でタイヤをはずしたり、またつけたり。目の前の高校の生徒は「ここのおっちゃん、いっつもパンク修理しているな」と思ったのでは。
娘の分はなんとか解決。しかし、自分のは何度やってもうまくいかない。尖ったネジが突き刺さったのを、そうと知らず、押して、長い距離を歩いて帰ってきたのだが、それがいけなかった。今日、見ると、修理がおぼつかない、チューブは穴だらけだ。チューブ交換するしかない、と気付く。遅いよ。
しかし、パンク修理の技術は身についた。
古ツアさんがすでに踏破し、レポートしていますが、西荻北口に新しい古本屋さんがオープン。「タイムレス」という。駅北口出て正面、カラオケ店の脇の道を、つまり「なずな屋」通りですね、北へ少し進んだ右側のようです。すぐ、だ。以下に、写真やデータなど紹介されている。こんな店が進行中とは、ぜんぜん、気付かなかったなあ、これまで。
http://web.me.com/ozizo2007/iWeb/Site/Blog/96A104B3-F0C3-4E8A-9919-454F19689BAE.html

らちがあかない自転車問題。買った自転車屋「あさひ」に電話したら、出張はしていないが、軽トラックを無料でお貸ししているというので、家内の車で店まで行って、軽トラを運転して自宅で自転車のせて、また店へ。ふだん、あんまり車の運転をしないうえに、軽トラは初めて、というので、最初ちょっとびびったが、なんとかなるもんである。夜、娘の読まなくなった本、うちで手こずっている本をまとめてブックオフへ持ち込む。「売れた金額は、みんな○○(娘の名)にあげるから」と言ったら、予想していなかったらしく「ええっ、ほんと。声が裏返っちゃった」と言う。段ボール一箱にトートバック4つ。3000円くらい、と踏んだが、6000円になり、娘は大いに喜ぶ。明細がレシートで発行され、貴重なので、ノートへ貼っておく。