一箱終わった。

家内のチカラを借りて、「一箱古本市」に出店。一人で出るつもりだったが、どうも体調がよくなく、助けを求めた。午後から雨。ぼくが千駄木の「一箱」に出店すると、これまで半分くらい雨にたたられている。雨男かしらん。それでも持っていった本の三分の二は売ったんじゃないか。みなさん、よく買っていただき、ありがとうございました。また、読者の方々とも話ができて、やっぱりやってよかった。新潟からは、終了まぎわに若い女の子が。新潟で飲み屋をやっているとのことだったが、Sさん、新潟で一箱古本市をやりたい、という。こうして輪が広がっていく。義援金を送るためのカンパ箱から、原節子マボロシの映像DVDつき「新潮45」を買わせていただきました。
最後まで声を出して、がんばって売ったが、ただ、いま体力がなくて、異常に疲れて、プレゼンターの役をいただきながら、打ち上げに参加せず、先に帰ってしまいました。スタッフや私が選んだ出店者の方には申しわけなかったです。夕食後、爆睡。夜、デジマスされた「新平家物語」を見る。見て、二度目だと気付く。出生の秘密に苦しむ若き清盛を描く。雷蔵が不思議なつけ眉毛で元気いっぱいに好演。
さっき、ようやくTBSの放送原稿を書いて送る。子どもの日なので、岩波ジュニア新書『あのころはフリードリヒがいた』を紹介。