「雲遊天下」発売!
中央線の情報誌「ぐるり」を休刊させた五十嵐くんが、「雲遊天下」をリニュールオープンさせた。特集は「雑誌のゆくえ」。64ページ、525円。これぐらいの雑誌がいちばん読みやすい。山川直人さんのイラスト表紙もいい。巻頭はぼくが田村治芳さんに「彷書月刊」の創刊から休刊までの道のりをインタビューした記事。14ページもあって読み応えあり。ほかに特集では、われらが林哲夫さんが「スムース13号」について書いている。ナンダロウくんの新連載「いつか、どこかで」は、故郷出雲のちょっと困った、しかし憎めないおじさんについて書いている。田川律、大塚まさじ、友部正人、豊田勇造、早川義夫なんて執筆陣も、往年のフォークファンにとってうれしいところ。年に4回の刊行らしいが、これからも期待したい。今日、西荻ブックマークで田村さんとハルミンさんのライブがありますが、その会場で「雲遊天下」が売り出されているはずです。奮ってお求めください。