高尾山から高円寺

okatake2009-09-26

昨日、コップからこぼれはじめた締め切り二本、なんとか処理して送付。じつはまだもう一本のこっているのだが。
今日はどうしても、という気分で、一年ぶりぐらいになるか、高尾山に登ってきた。やはりバテた。山頂にたって、小仏城山まで行けそうにも思ったが、無理をせず下山。行きはいつもの稲荷山コース。帰りはひさしぶりに6号コースを歩いたが、いや、正午過ぎてからも次から次へ列を作って登ってくる。しかも午後から組は7割が若者。町を歩くのと変わらない格好で、グループで、カップルでぐいぐい登ってくる。山頂は座るところがないほど満員だったし、高尾山ブームが頷ける。しかし、ほかの人が喋っているのを盗みきくと、今日はぜんぜんすいてますよ。シルバーウィークにくらべたら、と言っていた。
やはり山登りは平日にかぎる。
体中の水分がいれかわるぐらい汗をかいて、ひーひーあえいで、頭をからっぽにしてとにかく歩いた。登山口のソバ屋でビールを飲みながらそばでも、と思ったが、ちょうど昼時で満員だった。
電車に乗り、家には戻らずそのまま高円寺即売会へ。洋絵本4冊、晶文社本の未所持本『ミック・ジャガー』など諸々。いちばんの買物は、「そらや」さん出品の「日曜学校こども新聞」昭和13年が5部で2000円。カトリック教会の日曜学校に通うコドモたち向けの新聞だ。たった8ページだが、イラストがいい。「イエスさまものがたり」が連載。大阪市天王寺区悲田院町二八「日曜世界社」が発行元。この秋、二ヵ所で、古本講座をやることになっていて、そこで紹介するつもり。
「ナジャ」でコーヒーとジャズ。「ナジャ」へ行くと、いつも喉が渇いていて、いつかお水を何倍もお代わりをしたのを、ママさんは覚えているらしく、水をこまめに入れてくれる。すると呑む。また入れてもらう。水のみオトコとして記憶されているようだ。
来週、最相葉月さん(『ビヨンド・エジソン』)の著者インタビューをすることになった。
高円寺「古本酒場コクテイル」が来年一月いっぱいで、移転することになり、あずま通り店は閉める。それにあわせて、年内マンスリーのトークライブを開くことにした。
10月は18日(日)、『あなたより貧乏な人』発刊記念。11月はたぶん19日、上京してくる林哲夫さんをゲストに、話を聞きます。12月はまだ考えていませんが、これは年末恒例の、ということになりそうです。詳細は近づいたら。
ちょっと元気出していこう、と自分でハッパをかけているわけです。また、おいでをお待ちしております。