残暑

okatake2009-08-23

ビッグイシュー」で、藤沢周平蝉しぐれ』を取り上げることにして、藤沢周平関係をあれこれ調べる。世田谷文学館で2005年に開かれた「藤沢周平展」図録がよくできていて、ヒントを得る。
高円寺「好書会」へ行こうと思いつつ、けっきょくパス。あまりに本が増え過ぎて、本を買うポテンシャルが落ちている。しかし、これはいいことだ。
「物をふやさず、むしろ少しずつ減らし、生きている痕跡をだんだんに消しながら、やがてふっと消えるように生涯を終ることが出来たらしあわせだろうと時どき夢想する」と、藤沢が書いている。

と、言いながら夕方「ブ」へ寄ってしまった。雑誌半額セールをしていて、『ロバート・キャパ写真集』文藝春秋エスクァイア臨時増刊「映画で東京散歩』、「オール読物責任編集 「蝉しぐれ」と藤沢周平の世界」、「たのしい中央線」の2と3、「別冊宝島 デザインの読み方」、それに文庫数冊を買う。
昨晩は「美の巨人たち」で前川國男を見て、今晩も「日曜美術館」でヴォーリズを見るつもりが、阪神広島戦を見ていたら、つい忘れて、気づいたら終り15分だ。
「あった、あった。」はサルトルのことを書こうと思い、準備する。