NEGIシアター2

okatake2009-05-06

午後から晴れだと思っていたのに予報がはずれたね
雨、ですがな。いまにいたるまでずっと。やっぱり声の調子が戻らない。咳がとまらない。こうして死ぬこともあるかしらん。
CSで数日前、「アンジェラの灰」二度目を見て、あんまり面白いので、ツンドクになっていた続編『アンジェラの祈り』新潮クレストを読み始めたら、またこれがおもしろい。どうなっているのだ。史上最悪というような、駄目な貧しいアイルランドでの生活から脱出して、ニューヨークへ渡ったマコートだったが、大都会での暮らしも、ことごとく、ダメダメで落ち込みっぱなし。それでいて筆は軽妙で、深刻にならない。不思議な作品ですよ、これは。
午後、吉祥寺、井の頭線で浜田山下車。駅前「サンブックス」を覗く。こないだから、晶文社品切れ、あるいは寸前本の在庫一掃セールをやっている。駅前の小さな本屋だが、入口のレジ対面のコーナーに、ずらり、犀のマークのホンを並べている。壮観。手書きのポップも、いい味出している。小林信彦植草甚一などはなかったが、たしかに品切れになると、たちまち古書価のつきそうな本がずらり並ぶ。ぼくは、たいていのものは持ってるんだなあ。晶文社ファンで、まだそれほど持っていない人は駆けつけなさい。
ついでに浜田山「ブ」も寄って、久間十義『刑事たちの夏(上下)』新潮文庫を買う。珈琲館でちょっと一服、また井の頭線京王線と乗り継ぎ某駅へ。ここでみんなと待ち合わせ、NEGIさん宅で、第2回、岡崎武志プレゼンツ、ネギシアターを有志で開催する。林哲夫さんのドキュメンタリー、むかし録画した「昭和48年紅白歌合戦」などを見る。ネギさんの手料理つき。ビール、ワインを空けながら。「紅白」を見終わると、年越しの気分に。「みんなでこれから初詣に行こうか」と気の狂ったことを言い出す始末。言ったのはオレですがね。この日、昭和48年にまだこの世に生を受けていない女子が二人いることが判明。普通の美川憲一、初登場の八代亜紀などにきゃあきゃあ言う。オレ様たちにとっては、周知の画像ですけど。
雨のなか、これからまだ飲むという飲ん兵衛有志を残して帰ってくる。まだ、みんなに見せたいビデオが山のようにあるんだ。第3回も乞うご期待。