一箱古本市終る

okatake2009-05-04

すでに、ちょっと風邪ぎみだったのだ。前日もあんまり眠れず、それで3日朝、家族で「千駄木ストリート 第8回一箱古本市」に店を出しに行った。一箱段ボールに詰めて、カートでゴロゴロ。乱暴に扱うもんだから、カートの車輪がこわれてしまった。ほかに各人が手で追加をぶらさげていく。一日、店を出して、各店審査のため2時間ほど留守をして、51冊を売って3万2000いくらかの売り上げ。完売にはほど遠く、一箱宅急便で残りを送り返すことに。ずっと詰めて店番していたら、3位以内に食い込んだろうが、仕方がない。この全店を審査してまわるのが思いのほか重労働で、体力を奪った。次回から、出店する日は店に専念し、審査は別の日、としてもらおう。留守しているあいだにも、読者や知り合いがずいぶん来てくださったそうで、申し訳ないことをした。
電池がほぼキレかかった状態で打ち上げに出て、2次会でワイワイやってると、どんどん声がつぶれて、今朝、まったく声がでなくなった。今週木曜日がラジオで、それまでに直さないと。以前、一度、同じように声がつぶれ、それで番組にでかけて、ひどい放送をしたことがあった。いま少し声が出るようになり、木曜朝はだいじょうぶだろう。
毎度ながら、実行委員を中心に助っ人の人たち、ごくろうさまでした。おかげで、何の支障もなく、楽しくいちにちを過ごしました。
忌野清志郎の死について、一箱の朝、朝刊で知る。娘が小、中と清志郎の後輩で、娘といっしょに朝のニュースに釘付けになる。おかげでバスに乗り損ねるところだった。
徳光司会のワイドショーで取り上げているのを見ていたが、呼ばれた萩原健太以外、清志郎に思い入れのない人ばかりで、コメントもおざなりなものだった。手垢のついた、空気の暖まらない追悼だけが流れていく。アラスカでクマに襲われて死んだ星野道夫旅をする木』文春文庫の解説が池澤夏樹で、追悼を込めた素晴らしい解説だったが、そこで「彼の死を、彼に成り代わって勝手に嘆いてはいけない」と書いている。「クマの遭遇」も池澤によれば「たぶん自然の側に、霊的な世界の側に、なにか大きな理由があったのだ」。
以下、あれこれ少し書いたが抹消しました。軽々しく書ける問題ではないと思えたからです。
老眼鏡をかけて、ぼくは元気です。

あ、たびねこかねこが、みちくさ市の全貌をスライドショーにしてアップしております。ぼくは、ちゃんと見れなかったので、これで初めて、ふーん、へえ、なるほどなあ、と満喫したのでした。みんな、センスいいなあ。


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