ブックマーク名古屋始まる

okatake2009-03-10

ブックマーク・ナゴヤが始まった。パンフ等送ってもらったが、イベント目白押し。各所で同時多発で、さまざまな展示やトークが行われる。年々、パワーアップしているのがすごい。
われわれ「スムース」連は、リブロ名古屋で古本市を開催中。写真がメールで届いたが、壁一面を使って展開。壮観だ。
昨日から、溜まったしごとがとびかかってきて、立ち往生してしまった。それでも昼を食べに国立へ。「ブ」で『寺山修司の俳句入門』光文社文庫を拾う。寺山は高校時代から各俳句雑誌や雑誌新聞の俳句欄に投稿していて、その入選句が選評とともに掲載されているのがおもしろい。寺山の俳句はいい。「古書売りし日は海へ行く軒燕」はその一句。
「デ」で、ポンタ・ボックスと吉田美奈子が組んでスタンダードを歌う「GOSH」、チャーリー・ヘイデン「ザ・モントルゥー・テープス」、ブルー・ノートで録音された、さまざまなアーティストのバート・バカラックの曲を集めたコンピの三枚を買う。
ポプラ社より金原瑞人『翻訳のさじかげん』、双葉社より五條瑛『動物園で逢いましょう』、文藝春秋より斎藤政喜・文 内澤旬子・絵『東方見便録』、新潮文庫より堀江敏幸『おぱらぱん』を送っていただきました。『東方見便録』はすでに「サンデー毎日」で書評することが決まっている。あさってのTBSでも紹介するつもり。
メディア・ファクトリーのNくんから電話あり。単行本の企画が通ったと。さあ、これから書き下ろしの日々が始まる。某文学賞の下読みもこれから始まり、「青春18」は買っても使えないかもしれないなあ。
てなことを書くと、「岡崎サン、忙しそうだから」と、いろんな集りに誘われなくなるんだ。それでも、だいじょうぶだから、楽しいことなら、なんでも誘ってください。
「ビッグ・イシュー」は山本容子『本の話 絵の話』文春文庫を書く。千野帽子『世界小娘文學全集』河出書房新社は、ガーリー文学の海外文学編だが、アラヒフのおっさんでも勉強になる。アナトール・フランス『少年少女』など、読みたくなった本がたくさんある。これはメモしていこう。
水戸美術館から、「日記」特集のゲラが送られてくる。今年一月のこの日記に削除加筆など手を加えたもの。自分で読んでてもおもしろい。いや、自分だからおもしろいのか。他人が読んだら、どうかわからない。赤字を入れて、すぐ返送する。これはできあがるのがぼくも楽しみ。
こないだ、京橋で白石、善行と「大阪王将」の餃子をひさしぶりに食べ(京都王将と味が違う)、「カラオケ」で「乙女のワルツ」を皮切りに3時間半歌ったとき、堺正章「忘れもの」に初挑戦。途中、メロがわからなくなったが、しかしいい歌。ユーチューブに、ギター譜歌詞つきで、コピーしているのがあり、それを写す。なんとかマスターして、ナゴヤで、また歌いたい。

林哲夫さんのブログで知ったが、京都に新しい古本屋が開店したらしい。
KARAIMO BOOKS
http://www.karaimobooks.com/
3月10日オープンというが、もう数日早ければ、山本とオープンを襲うことができた。しかし、帰省が楽しみになった。

曇りガラスの窓を叩いて
きみの時計を止めてみたい
(春だったね)