夜中めざめて

okatake2009-03-06

夜なか3時すぎにめざめ、読みかけのジョン・ダニング『失われた書庫』をラストまで読む。もと警官の古本屋が探偵役をつとめるシリーズ。今回、リチャード・バートンの空白の3カ月に南北戦争の発端の秘密が、という歴史ミステリーをからめている。楽しんで読んだ。
今日から関西へ帰省するので、「ギンレイ」へ「帰らない日々」「ボーダータウン」を見にいく。どちらも重たい映画で、やや胃にもたれた。とくに「帰らない日々」は、子どもがひき逃げされ、悲嘆のなかで、父親が犯人探しをする。この子どもを亡くす父親、という設定が、子を持つ親としてきつい。
2本見終わるとグロッキー。このあと高円寺、荻窪西荻と「コクテイルライブ」告知のハガキを配布してまわる。「コクテイル」では小一時間、都丸のスズキさんと話しながら飲む。
音羽館」では広瀬くんと、西荻ブックマークの打ち合わせ。「おに吉」発刊にあわせたイベントと、『昔日の客』について語る会を5月6月と連打する。
都丸均一で赤城毅『書物迷宮』講談社をタイトルで手にとったら、古本ネタ小説だった。「ささま」では店内で蓮實重彦『映画狂人、神出鬼没』を1365円で。この「映画狂人」シリーズ、そろそろ、どれが未所持かをチェックしないとダブッて買いそうになってきた。
ありふれた奇跡」にまにあうよう、あわてて帰る。最初、ちょっと見逃した。仲間由紀恵のセリフがあいかわず声のトーンも、エロキューションも、一本調子なのがどうしても気になる。
みすず書房から長田弘対談集『問う力』が届く。岡田武史ピーター・バラカン是枝裕和桂歌丸猪口邦子などなど多彩な組み合わせ。四方山話というより、かなり突っ込んだ対論になっている。
ゴヤへは、古本3箱送った。いよいよ、だ。