「デ」が、困ったよ

okatake2008-12-02

旅猫さんが、また素敵な写真で、みちくさ市をドキュメントしているので、ご覧あれ! ほんと、あの日の空気が伝わってくるよねえ。
http://tabineko.seesaa.net/


ここんところ、受贈書等、紹介できてなくてごめんなさい。
昨日、忘年会の御誘い二件。一件は間村「装幀王」俊一先生から、いつものあそこで。もう一件は、小学時代の同級生で大阪毎日勤務のMが出張で上京してくる、というので二人で忘年会。今夜はTBSの忘年会。今週、坪内捻典『カバに会う』岩波書店を紹介するつもりでいるが、まだ全部読めていない。朝から二本原稿を書いたが、外出前に「ブックジャパン」をもうやらないと。
「buku」がたぶん来週にはできるので、「だいこんの会」忘年会もあるだろう。みんな忙しいから、少人数で、ということになるかも。サンデー毎日の忘年会が今年ラストか。今年は29日まで働きます。年末年始は、集中して「坂と文学」の原稿を書こうと思う。昨年はそれで「昭和三十年代の匂い」のボディを作った。
今週末は広島入り。広島でまた、喋ってきます。帰り、京都へ寄れるかしらん。
昨日、ひさしぶりに「デ」へ行ったら、ショックなことが。色別の値段表で、スライドして10、20、30%と割引されていたのが、その割引制が廃止される。これは吉祥寺「デ」や神保町「デ」でもやっていない、わが国立「デ」独自の方式で、ぼくがこの数年、ガンガンCDを買う源になっていたのだが。さらにそこに重ねて10%加算されて割引されることもあったから、4枚5枚と買うこともできた。それがなくなるとは。
これからはもう少し吟味して買うことにしよう。そのほうがいいかもな。と言いながら、割引なしで二枚買う。直枝さんと知り合い、ぜひとも一枚欲しかった、カーネーションのベストと、チャーリー・ヘイデンの「アート・オブ・ザ・ソング」。
今朝。また鍋を弱火を消さずにかけっぱなしで、焦がして真っ黒にして、妻に叱られる。これで3度目。

鍋焦がしうなだれる朝師走かな

BookJapan書評原稿ようやく送る。その他の原稿もどうにか書く。マキノ正博「次郎長」シリーズを、BSで数回、再び見たが、やっぱり素晴らしい。セリフと映像のリズム、テンポ、カメラワーク、動く絵の撮り方、趣向どれをとっても一流で、このあと、はっきり言ってヌーベルバーグなどを見ても、大学生の卒業制作ぐらいにしかうつらないだろう。
週刊現代」届く。一ページ書評(川上弘美『どこまで行っても遠い町』新潮社)を書いた。
夕方外出。夜、赤坂でTBS忘年会。少し早く出て、渋谷の「ブ」を初のぞき。自分の文庫ほか三冊買う。自分のは450円だった。歩いて青山骨董通り。先週末から「ビリケン」で始まったうらたじゅん展を。一点買う。カラーでもモノクロでも同じ値段。モノクロのを買う。送料含め2万4000円とちょっと。「みちくさ市」の儲けをつぎ込む。オーナーの男性から「岡崎サン、毎日、やっぱり古本屋に?」と聞かれる。ぼくのこと知ってくれているとは思わなかった。少し、古本の話題をいくつか。
TBS忘年会は、今年は趣向があり、ピアノのあるラウンジを借り切って、スタッフのうち、ピアノの弾ける者、歌える者が演奏、歌う、ライブのような形式に。これは大いに盛り上がる。
なんとなく、一人ひとりに楽器は何ができるか、という問いが回される。
小沢リョウコさん、ぼくに「あなた、目黒(孝二)さん?」と聞き、「あなたなんかギターが弾けそうね」という。小沢サンの事務所にはドラムセットからギター、ベースなど一式があって、かつてはよく事務所のスタッフが演奏したのだという。「頭脳警察」「休みの国」なんて固有名詞が出てくるのにびっくり。帰り、ハイヤー荒川洋治さんと同乗。あれこれ、喋りながら帰る。