とりあえずご報告と告知

okatake2008-10-06

西荻ブックマークのビッグな企画が近づいてきました。くわしくは「西荻ブックマーク」で検索、予約してください。
なんでも狩野くんの本を、角田さんが朗読するようですよ。

■第26回西荻ブックマーク!
2007年10月12日(日)@こけしや別館2階⇒地図


中央線の酒と薔薇と古本の日々
〜古本酒場ものがたり〜
(出演:狩野俊

16:30受付/17:00開演
\1,500 定員100名

高円寺の知る人ぞ知る酒場、コクテイル。夜な夜な集まる常連のひとり、直木賞作家の角田光代と店主、狩野俊による出版記念トーク・イベント。<<かりのしゅん>>
1972年福島県生まれ。高円寺にて古本酒場コクテイルを経営。08年8月『高円寺古本酒場ものがたり』(晶文社)処女作を上梓。


それから、ぼくがらみの企画では、こんなのも。文さんとはすでに打ち合わせしましたが、すでにクレインの『佐藤泰志作品集』は在庫品薄状態だそうです。
ぼくもぜんぜん知らなかった佐藤泰志の世界が、この日、明らかになりそうです。ぼくも楽しみ。


■第27回西荻ブックマーク!
2008年11月16日(日)@今野スタジオ『MARE(マーレ)』⇒地図はこちら


そこのみにて光り輝く
佐藤泰志の小説世界〜
(出演:岡崎武志(書評家、ライター)、文 弘樹 (図書出版クレイン)、廣瀬洋一(古書 音羽館)他)

16:30受付/17:00開演
\1,500 定員25名
18年前に惜しまれつつ世を去った佐藤泰志。 昨年、吉祥寺の出版社クレインより作品集が刊行され、再び注目を集めつつあります。清冽な文体が織りなす作品世界を朗読や 証言などを交え、本人不在のトークショーを成立させます。<<さとうやすし>>
1949年4月函館生まれ。1974年、国学院大学卒業後、さまざまな職業に従事しながら、文筆活動を続ける。5度の芥川賞候補、第2回三島賞候補となる。1990年10月自ら命を絶つ。享年41歳。

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ABCのアキバくんから、フェア第3週の古本売り上げ報告があった。これで54冊中、33冊が売れた。追加しないで、残り物から、
まだこれだけ売れるというのは、けっこう凄い。あと一週間、よろしくお願いします。

・ロック訳詞集2
・遠い空 富岡多恵子
・赤い鳥逃げた 寺山修司フォアレディース
・NHK 人間大学 澤田隆治
・はみだし野郎の子守唄 真崎守
アメリカンブラックジャーニー 白石かずこ
・小説 宝石
・エミリーに薔薇を フォークナー
・白球礼賛 平出隆
・手芸が語るロココ 飯塚信雄 
・古代ガラス 由水常雄
・喜劇の王様 シネアスト6
・死者のカタログ ミュージックマガジン増刊

今週、10日の「だいこんの会」プレゼントは、『雑談王』で使ったイラスト原画に着色したもの(洲之内徹)にしました。ふるってご参加ください。

こないだラジオでご一緒した春野恵子さん、どういうヒトだろうと検索したら、なんと女性浪曲師で、かつて「電波少年」で坂本ちゃんを家庭教師していた現役東大生、ケイコ先生だった。ちょっと調べて行けばよかったなあ。知らずにちょっと失礼なことを言ってしまった。「春野恵子」って素敵な名前ですけど、芸名ですか、などと。どこかで、ちゃんと浪曲を聴かせてもらうことにしよう。
それから「Spin 04」をいただきました。表紙の写真がいいなあ。これは林哲夫さん。巻頭の湯川さんのインタビュー(再録)を山本善行がやっている。これがいいインタビュー記事になっていて読み応えがある。11月1日から、アトリエ箱庭で「佐野繁次郎装幀コレクション展」が始まる。3日には林さんのトークもあり。このポスターをもらったが、佐野本をコラージュした最高にかっこいい出来になっている。ぼくは11月1日に広島で仕事があるので、帰り、また関西下車で、なんとか一日、アトリエ箱庭さんへ行けそうだ。ぜひ行くつもり。初めてなんだ。
中嶋大介くんの『アホアホ本エクスポ』(BNN)も届いた。こないだ、大阪のお好み焼き店でも見本を見せてもらったが、「アホアホ」ワールド炸裂。それをデザイン処理でお洒落に見せている。装幀を含め、すべて著者の手による、というから大した才能だ。エロ、お下劣、バカスポーツ、時代のずれた芸能本などを「アホアホ」というジャンルでくくって、センスで突っ込むという芸。善行も「これは売れるやろう」と言う。「タモリ倶楽部」でまず取り上げられ、そのあとブームが巻き起こるかもしれない。あ、ぼくも一文、書かせてもらっている。ほかに常磐響インタビュー、近代ナリコ浅生ハルミンどどいつ文庫も登場。今後は中嶋くんたちの世代が古本界をリードして、ぼくや善行はもう古い、ということになるかもしれない。今から、シフト変更を考えていたほうがいいかも。血液型でも研究しよかな。
ちょうど天神さんの帰り、みんなでお好みを食べながら、ナリコさん、中嶋くんの東京進出について、妄想的バカ話が繰り広げられていた。ナリちゃんには古本バーのママになってもらう。みんな行くよ、そりゃあ。ハルミンさん、海月さんも日替わりでママに、となれば、古本男子も女子も詰めかけるだろう。「岡崎サン、お金を出してください」とナリちゃん。
中嶋くんはアメリカ人二世というふれこみで、芸名をつけて(「キャシー中嶋」はどうや?と発案するが却下される)、服装も思い切りに派手に、アホそうなメガネをかけて登場する、とプロデュース。
アホなこと言うてんと、仕事をします。「あった、あった。」は貸本マンガ『刑事(デカ)』を。