ベストを尽くせ

okatake2008-06-18

今週末、21日に夕方5時からジュンク堂京都BAL店で、『新・文學入門』のサイン会がありますが、なるべく予約してほしいそうです。当日、予約なしで来ていただいても、まったく大丈夫ですが、一応、準備の都合、予約していただけると大変ありがたい。電話075・253・6460(担当井上さん)。電話で話すのは恥ずかしいという方は、ファクスで、『新・文學入門』サイン会予約、として、お名前と人数(あるいは册数)を書いて送ってください。ファクス075・253・6470 お手数ですがよろしくお願いします。ゴッドハンドの握手つきです。

今朝、朝刊で川本三郎さんの夫人で、ファッション評論家の川本恵子さんが、食道がんで死去の報を知る。57歳だった。恵子さんにはお目にかかったことはないが、川本さんにお電話した時、2度ほど、恵子さんが出られたことがあり、声は聞いている。また、「太陽」の骨董特集に、カラーで恵子さんが登場しているので、顔はわかっている。非常に美しい方だった。川本夫妻に子どもはなく、猫を飼っていた。どれだけ川本さんが力を落とされたことだろうか。冥福をお祈りする。

昨日は、朝5時ごろ目覚めてしまい、鬼子母神古書現世)で買った『おしゃれ』(日本テレビ系列で放送されたトーク番組本)に植草甚一トークが収録されているのをコピーし、晶文社にファクス。その解説を書く。植草甚一生態百年記念本にすべりこみで、収録される予定。また眠る。上々堂へ追加補充と精算。吉祥寺へ寄る。例によって数冊「ブ」で。「バサラ」で、講談社文芸文庫大岡昇平『少年』を買う。500円。これは坂巡り用。南佳孝「アナザー・トゥモロー」を買い、帰りの車で聞く。空は雲っていて、いまにも降り出しそう。そのなか、南佳孝の声が心地よい。
追分コロニーさんから、『古本道場』を紹介してもらった記事の掲載された「日和」と、石丸澄子製手拭いを送っていただく。「日和」は長野の地域限定雑誌だが、ほんと、センスのいい、読みどころの多い雑誌だ。いつも長野へ行きたくなる。
夜、学研の中村くんが学研新書『昭和30年代の匂い』初校ゲラを届けにくる。ひとわたり、ざっと読む。ミクシィに断続的に書いたので、ところどころ文章がめちゃくちゃだ。刈り込んで、整備して、地ならしをする。自分ではおもしろいのかどうかわからない。
今日は晶文社の島崎さん来宅。再校ゲラが届く予定。これで7月までの刊行予定は埋まった。
続いて坂巡りを集中して書いていこう。仕事をもらっている間にベストを尽くさないとあとがない。自分で自分の休閑地を開拓していくこと。