2011-10-04から1日間の記事一覧

そうか、倉橋由美子『夢の浮橋』は、三月から始まり二年後の三月へ続く、季節の円環していく物語だったのか。この一作を遺しただけでも、倉橋の名前は残ると思います。買ったのは何冊目かの単行本での表記は旧字旧かなで、ぼくはあんまりこだわらないほうで…