朝早起きして、「潮」の仕事、江波戸哲夫『新天地』という企業小説の書評を書く。まったく畑違いのジャンルながら、なんとか着地。江波戸さんは、かつて「サン毎」書評執筆陣のお一人で、酒席をご一緒したことあり。
浜村淳戸田学浜村淳の浜村映画史』青土社を読み継ぐ。「関西」臭ぷんぷんの、くだけた、内容の濃い対談(インタビュー)。これを東京で取り上げるライターはあんまりいないだろう。「サン毎」でイチオシしたい。
録画したのをお皿に移しながら、「それぞれの秋」をぼちぼち見ている。なんというか、やはりバツグンの面白さだ。ささいな風に木の葉のように揺れる稔(小倉一郎)にハラハラする。稔を屈辱的なやり方で振った恋人(海野まさみ)が、新しい恋人と同じバーにやってきたのと遭遇。「その後お元気?」みたいなことを平然と言われたらしく、駅で激しく動揺、失意する稔に、親友唐木(火野正平、めちゃくちゃ巧い)が、そっとコインロッカーの空いてる扉を開ける。稔は、そこに頭を突っ込んで、おいおい泣くのだ。こういうコインロッカーの使い方は、初めて見たし、その後も見ない。山田太一の喜劇的素質の現れた場面。松竹の伝統でもある。
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3月下旬から4月あたまのイベント、トークショーなどを、その後増えた分を含め、もう一度告知しておきたい。なにかとお忙しい時期でしょうが、お好みのもの目がけて、おでかけください。お待ちしております。
3月20日ごろ、古書善行堂から岡崎武志詩集『風来坊 ふたたび』(装幀・写真林哲夫)が刊行されます。1000+税。もう、古書善行堂で予約が始まっています。
3月24日(金)は19時スタートで、国立ビブリオ「中川フォーク・ジャンボリー」ゲストは斉藤哲夫さん。残席若干あり、です。
3月25日(土)は14時集合で、「新潮講座」第三回目は実践篇。神楽坂周辺から白山めがけ、文学散歩をします。小石川植物園へも入園予定。この一回だけでも参加可能、ということで、「新潮講座」へお問い合わせください。集合も「新潮講座」です。
4月1日(土)17時スタート「西荻ブックマーク」は里山社の山田太一シナリオ刊行を記念し、里山社の清田さん、北條くん、丸山くんと山田太一フリークを集めてのトークショー。司会は岡崎武志が務めます。「西荻ブックマーク」や里山社から、詳細はアクセス可能だと思います。
4月8日(土)16時スタート、「昭和歌謡をめぐるトークイベント シングル盤珍品レコードを聴く会  」題して「45回転の人々」第8回
◎出演者:岡崎武志(書評家・古本ライター)+石原剛一郎(編集者)
◎日時:4月8日(土)午後4時〜午後6時(開場:午後3時30分)
◎場所:ギャラリービブリオ(JR国立駅南口徒歩2分)http://www.gbiblio.jp/
投げ銭スタイルの参加費です。終了後、同じ場所で、飲み食い代1500円にて打ち上げもございます(持ち込みも歓迎)