okatake2016-03-31

昨夜、「四月と十月」最新号(写真)を同人たちと発送業務をし終えた牧野伊三夫邸へおよばれでうかがう。同じ国分寺市民。自転車で行ける距離なのだ。古民家とまではいえない、古めの一軒家の奥座敷で、低いちゃぶ台を並べ、その上にすでに手作りの料理が並んでいた。火鉢と七輪に炭をおこし、そこでパンや肉、うるめが焼かれていく。大皿には、小分けした細々としたオードブル。ジャガイモは北海道のどこそこ、このほうれん草は、と牧野さんが説明。最初ワインを数本、のち澤の井の辛口一升瓶の封が開き、春の夜風が吹き込む和室に、ワイワイと声が響く。楽しかった、美味しかった。食のことになるときびきびと身体が動く牧野さん。同人の方々(編集者、画家)もみなフレンドリーで、たちまち輪に巻き込まれる。七輪の炭火で焼いた牛肉のブロック(表面は焦げ目がつく位、中はレア)を、ナイフで切り分け、タマネギとニンニクの摺り降ろしに醤油をたらしたソースでいただく。これは絶品であった。
■4月22日の東京堂書店での牧野さんとのイベント(19時開演)「二人の上京物語」告知チラシのため、ぼくが牧野さん、牧野さんがぼくを描いて、それを使うことに。こちらもいずれ告知します。このところ、告知ってばかりいるな。すいません。