okatake2013-07-19

昨日は一日早く「サンデー」で本選び。神保町経由、はいつものとおり。
三省堂」「東京堂」「書泉」と自著のチェック。「三省堂」の新書担当者の女性の方とは名刺交換。好感触を得る。あんまり書くとね、あれだから。ありがとうございます。
即売会もコミガレもなく、タテキンで5冊買い、それでも時間があまったので、先週につづき「BIG BOY」へ、40分ほど、いい音でジャズを浴びる。いい時間だった。「サンデー」で担当のSさんが、「直木賞、岡崎さんが『いちおし』にした作品でしたね!」と言う。そうそう、そうだった。桜木紫乃さんの「ホテルローヤル」。あれはいい作品だった。直木賞とれてよかったなあ。記者会見も楽しかった。川本三郎さんが、ずっと推し続けていた作家だ。
「サンデー」で、『本屋図鑑』をイチオシで、と持参したが、複数の書評の申し出があり、もう決ってしまったという。まあ、そういう本ですね。
このあと、ぼくにとっての東京のオアシスの一つ「パレ・アリス」で芸術新聞社のお二人と打ち合わせ。連載がいよいよ8月あたまから始まる。月一回、10枚で脱力系作家について書く。最初は井伏鱒二を三回連続ぐらいで。
坪内祐三さんから『総理大臣になりたい』(講談社)という、語り下ろしによる、ありえないようなタイトルの本をいただく。しかし、出自などを見ると、たしかに、ありえない話ではないかも。作家による組閣の話もおもしろい。
今週「週刊現代」に、津島佑子『ヤマネコ・ドーム』の書評を書いています。よかったら、読んでやってください。ちょいと苦労した書評でした。
浅田次郎『終わらない夏』は上中下巻で、「終わらない」読書になりつつあるが、とんでもなく、やっぱり巧いですねえ、浅田さん。ほとほと感心しております。
今日は父カレーを作る。
頭が濁りそうになると『アジアレコードデザイン集』(DU BOOKS)を見てる。これは効くなあ。パーッとファンファーレが鳴るように、頭がスカッとする。いちばん好きなのは、これかなあ。