夏の大仕事を木曜の晩に終え、いよいよ「上京する文學」も佳境。金曜日は装幀家間村俊一さんと装幀の打ち合わせ。10月中にでる予定。11月3日、大阪・茨木市中央図書館「富士正晴記念館」での講演に間に合う。
土曜日は「国立コショコショ市」。集中レジ方式で、空いた時間は休憩室で参加店の方々と雑談したり、一度家に戻ってシャワーを浴びて昼寝をしたり、悠々たる一箱。近いっていうのはいいですね。そうそう、「コショコショ」に参加していた「音羽館」のYくんは今月いっぱいで退社。いよいよ本格的な独立を果たすらしい。あの脳みそのいっぱい詰まった頭でナニをやらかすか、楽しみだ。
「コショコショ」は、運営スタッフがゆず虎嘯の二人と、もと「国立本店」のマルヤマくんの3人だったから、大変だったと思う。ごくろうさまでした。最後のあいさつで「至らぬどころばかりで」なんて謙遜していたが、いやいや、申し分ない運営でした。これから地元の助っ人が増えていくといいね。これから、だ。
昨日夜、三鷹上々堂」へ補充と精算。「コショコショ」で売れ残った段ボール一箱をそのまま持参して補充。値付けは上々堂で売る場合より少し安めにつけてある。なにしろ一日の短期決戦で、心づもりより2、3割は安くしないと売れないのです。精算のあと「上々堂」で売れたスリップを見るのが楽しみ。いや、いい本が確実に売れているなあ。このところ一箱では動かない、1000円、1500円の本も売れている。上々堂にはいいお客さんがついている。自信をもって、もっといい本をぶつけていこう。
「コショコショ」で「古本泡山」くんに声をかけて、10月20、21日の二日間、同じ国立「ビブリオ」で「二人古本市」を開くことになった。「一人古本市」でもじゅうぶん本を出せるが、ちょっと趣向を加えたいと思い、ぼくとは違うテイストで本を出せる「泡山」くんにお願いした。同じ地元であるし。打ち上げは当然、泡(ビール)だね。