「古書通信」8月号が届く。ぼくは「昨日も今日も古本さんぽ」で富士吉田・不二御堂を取り上げています。千代田図書館でのイベント「古書目録作りの最先端」座談会もアップされている。読みごたえあり。鷲尾賢也さんが「神保町も変ってきた」という巻頭の文章。神保町の事務所を持つ鷲尾さんが、ウォッチングしている。「以前に比べ訪れる人が多くなった気がする」「神保町は『おじさんの原宿』的になっているかもしれない」、ラーメン屋に一時間も並ぶ青年層が理解できない、などなど。「21世紀古書店の肖像」は、高円寺「サンダル文庫」の岩崎さん。ぼくらがいつも呼ぶのは「パラディ」さん。高知県の出身で、大学を出たあと、故郷で八百屋をやっていたこともある、とか。「古書通信」は今年11月号で1000号になる。