okatake2012-06-17

神戸、ギャラリー島田で、林哲夫大兄の個展「パリの書店を描く」が始まっています。近隣の方、関西の方、馳せ参じてください。ちらと写真で見るだけでも、なんともいい感じ。ぼくも見たい。
http://www.gallery-shimada.com/schedule/exhibition/hayashi_1206.html
このところ、変な時間(明け方)に目覚めてしまい、朝食たべたあと二度寝がつづく。今朝はTBS「落語研究会」で、円生の「寝床」を。いちばん笑いが取れる、番頭が町内を回って、みな旦那の浄瑠璃を聴きたくない言い訳を報告するところをあっさりカット。大胆な演出。それでも笑いを取って不自然でないところ、さすがです。御簾うちで語る、ということの理由付けについても、従来は看過されてきたが、肩ぎぬが間に合わないと、つじつまを合わせるのも円生流。そこを解説で榎本滋民はほめたが、ここが難しいところ。理が勝ちすぎると、落語のライブ感は減殺される。多少つじつまなんて合わなくても、流れと人物の描き方っでどうにでもなる、そこが腕でもある。落語に理論は要らないのではないか。
荒川洋治さんから岩波現代文庫に収録された『詩とことば』をいただく。元本に、六編の書下し新原稿が加わる。
夜、三鷹上々堂」へ補充と精算。連雀「ブ」でジャズのCD2枚。キース・ジャレット・トリオの96年東京ライブ。ブルーノートホレス・シルバークインテット