okatake2012-02-22

夕食後、電話を見たら、ファクスが4件たまっている。しまった。火曜日が忙しすぎた。午前中に検査と治療で二ヵ所クリニックへ。午後、筑摩書房で三校をチェック。本の写真も自分で撮ったのを少し入れてもらうことにした。今回の本の澄ちゃんの装幀を初めて見る。これはもう、「ぼくの本だなあ」というカラーの仕上がりで、ずっと信頼して任せてきただけのことはある。
夜は光文社のMくんと打ち合わせ&飲み会。「蔵書の苦しみ」もかなり溜まってきた。あと少し。カラオケに行き、2人でアイドルの歌をうたいまくる。
夜中3時に目覚める習慣がついてしまい、そのまま、うつらうつらと朝を迎える。おかげで、昨日も今日も、電車のなかで落ちてしまい、駅を降り損ない、引き返すことに。
今日は「府中市美術館」へ。会期ぎりぎりだ。石子順造展を企画したのが、一橋大学生だったときからの「コクテイル」の客だった肇ちゃん。偶然、小学生のグループを学芸員として引率していたところに出会う。「あ、おかざきさん」と向うから声をかけてくれる。「楽しんでみせてもらうよ」と返す。やっぱり圧巻は、つげの「ねじ式」全生原稿の展示で、一室を暗くして、それだけで展開している。ペンの線の美しさに見惚れる。ミュージアムショップで「月光荘」のミニクロッキー帳、太い鉛筆、消しゴムがセットになったのを買う。
府中市美術館は不便なところにあり、帰りはバスで武蔵小金井へ出る。「伊東書房」はちゃんと営業していた。小平に住んでいるころ、よく来たなあ。
午後から、ネットラジオ(仕組みがよくわからん)の依頼で、『古本道入門』について、一時間ほど喋る。パブリシティ効果はどうやら、あんまり期待できなそうであった。