ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」ホロヴィッツ

okatake2008-05-27

カッコウがしきりに鳴く朝だ。庭には、妻が丹精したバラが咲き誇っている。今日はいい天気。
ずっと仕事をしていました。といいながら、昼飯食いがてらの「ブ」詣でもしたし、阪神・西武戦もちらちら最後まで見たし、まあそういうこと。
阪神、このまま行きますやろ。何度か、ああ、やっぱりいつか落ちていくかなあ、と思ったが、今年は粘って逆転、というケースが多く、それは阪神の体質になかったものだ。
京都ジュンクでの、山本との2人古本市の本をあれこれ用意しながら、ゲラを返したり、原稿を書いたり。産經新聞長谷邦夫『マンガ編集者狂笑録』水声社の書評送る。これは、おもしろかった。小説にしたのがよかったのだ。想像力を含め、自在に人物が動いている。長井勝一加藤謙一丸山昭などが伝説の人として、興味深い。
毎日「あった、あった。」は5000万人のための万国博ガイド。教セミ「よろず古書店」は、先月に続き、菊池寛。公開中の「丘を越えて」に触れながら、昭和初年の『東京行進曲』を分析。「ビッグイシュー」用に、佐多稲子「水」(『女の宿』講談社文芸文庫)をメモを取りながら読むが、検索したら、これ、もう出てないのな。あちゃあ。代替のものを考えねば。しかし「水」は、全文章に緊張感と格調がみなぎる、名作。文庫でいま佐多稲子が読めるのは、講談社文芸文庫『樹影』のみ。あ、そうそう、小林多喜二蟹工船新潮文庫も買いました。新刊書店で、だよ。これは新しく連載が始まる読書コラムで取り上げるつもり。
「ブ」でオーマンディ指揮ニューヨーク・フィルホロヴィッツラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番/ピアノソナタ第2番」を950円で買い、ガンガンかけながら仕事。今週は集中して仕事、だ。6月に入って鴻巣友季子さんの著者インタビューが決まる。「坂巡り」の原稿、学研新書晶文社あとがき、など、すべて5月中にやってのけること。