古ツア「京阪神」編を出したばかりの小山力也さんが、京都へ。関西で、まだ偉人「古ツア」さんを見たことがない人は、駆けつけて下さい。以下、ホテル滞在中の善行堂ブログから。
「さて、いよいよ、古ツアくんが、善行堂にやって来ます。
13日の12時から17時ごろまでいてくれるそうです。
どこで買った本でも、識語、サイン、ハンコを
押してくれるそうです。それと、特別なフリーペーパー
も用意してくれるみたいです。善行堂のプレゼントは、
古ツアくんの本をお買い上げのみなさん、善行堂店内でお買い上げ
のみなさんには、均一台の本
2冊無料、均一台大量入れ替えてお待ちしています。
古ツアくんと楽しくお話ししましょう。」
夏葉社からの得地直美さんの新刊『神保町』いただいています。多くは道の対岸から引いた目で、神保町の古書店を中心とした建物群、街角などをスケッチしている。大胆な線で、大きく対象を捕らえ、しかし全体から受ける印象は繊細である。いつも見慣れている神保町だが、こうしてつくづくと眺めることはないだけに、建物との出会いが大変新鮮である。これはやっぱり写真とは違う、一人の絵描きが、目と腕を連動させて、手先から生み出す、もう一つの世界なのだ。画集なのに、詩集を読んでいる気にもなる。『銀座』『浅草』『新宿』というのではなく、『神保町』というのが大変うれしい。これを片手に、神保町に立って、実物と見比べるなんてことはしない。この画集のなかだけの『神保町』だからだ。
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