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「紅旗征戎吾事に非ず」と決め込んでいたが、トランプ勝利にはびっくり！
忙しいいちにち。サン毎書評を送付後、外出。西荻「盛林堂」に、12月10日銀盛会館イベントのイラスト、着色したのを小野くんに託す。レジに塩山御大がいて、久しぶりにコトバを交わす。「元気、ないじゃないですか？」と言われ、「ずっと元気ないんですよ」、「またまたあ」などと。駅前の天どん屋で、天どん並を久しぶりに食すが、あれ、うまいではないか。税込み500円というのもいい。みそ汁つき。なんだ、ときどき食べよう。
原宿へ移動、赤旗記者Ｋさんと待ち合わせ、ＮＨＫへ。小部屋で、12日放送の「Ｎスペ「自閉症の君が教えてくれたこと」を視聴。だから、もう明日、原稿締め切りだ。渋谷まで歩いて、九段下へ。「サン毎」で本えらび。同じフロアのＫさんに、森田健作・早瀬久美「俺は男だ！」対談は、12月掲載と知らされる。ようやく、なり。担当のＳさんといつものごとく、バカ話をして、神保町「ぶらじる」へ。原書房Ｈさんに、『気がついたらいつも本ばかり読んでいた』初校ゲラを手渡す。じつは、今朝から電車のなかでも再点検してたら、ボロボロと間違い、補筆個所見つかる。しかし、一度手放さないと、と手放す。
肩の荷が降り、車中で『旅する巨人宮本常一　にっぽんの記憶』みずのわ出版を読む。読売新聞西部本社が、連載した企画記事をまとめたもの。図版や写真が入り、これ、よく出来ている。三鷹まで、ずっと立ち通しで読んでいた。帰宅して、新しく始まるウェブ連載（言っておくが、原稿料はおそろしく安いですよ）の、写真が使えないということで、イラストを依頼される。一点、イラストを仕上げる。俺は、何屋だろう、と考える。