昨日は、西荻音羽館」で『古本で見る昭和の生活』ちくま文庫にサイン落款イラスト(懐かしアニメ)を入れる。「西ブク」100回記念小冊子を少し余計にもらう。「盛林堂」へも寄り、先日の古本市残りを買い取ってもらった代金を受け取る。さいきん、小野くんが留守していることが多いなあ、と思ったらこの日、古ツアさんがレポートしているが、京都へ引っ越される新保さんの蔵書整理(聞くだに恐ろしい)を、小野・古ツアコンビが一日かけて奮闘していたのだった。
夕方から高円寺コクテイルへ。「毎日」夕刊の取材があり、初対面の記者Sさん相手に二時間ぐらい喋ったか。青春期から上京するまで、上京後から現在まで、フルコースで語る。うまくまとまるかしらん。Sさんは帰社し、ぼくは残って、カウンターでぐだぐだとぐろを巻きながら飲む。焼き豆腐ともつの煮込みが美味かった。あとでスケジュール帳を忘れたと気づく。コクテイルでは放心するのか、よく忘れものをする。いや、全般的に忘れものが多い自分であった。
今朝、5時半ぐらいに眼ざめ、猫に餌やり、朝食。BS「美の壺」再放送が「洋食」。かつて小学館地下にあった「七條」が、内神田へ移ったと知る。某社からお食事でもと誘われたとき、行列のできる小学館地下時代の「七條」を指名して、海老フライを食べた。海老フライ、食べたい。移転先を確認すると、そうか、安野光雅さんの取材で赴いた山川出版社から近い裏筋にあったんだ。海老フライ、食べたいぞ。
赤旗」試写室欄、一年の回顧を書く。今年から北條くんが参加。よくがんばって書いている。同欄の一年分がファイルして送られてきたので、ほかの人の執筆分も読めるのだ。あらら、北條くん、「おばさんデカ」なんてのもやったのか。ぼくも武田鉄矢水戸黄門」を担当したから、いい勝負だ。