「世界ふれあい」がロンドン、ノッティングヒル界隈を。バディントン駅からすぐ駅前のリトル・ベニスという運河へ。河に繋留された船をそのまま古本屋にしている男がいる。見ると、ペーパーバックが多いようだが、渡した板に本を並べている。これで食っていけるなら、いいなあ、と思う。映画「ノッティグヒルの恋人」のロケ地を訪ねるのだが、ヒュー・グラントが勤めていた本屋は、モデルとなった本屋はあったが、古本屋っぽくて、これをモデルに、映画では別に映画用の店を建てたとのことであった。中央線沿いにある雰囲気のうなぎの寝床形式のいい感じの古本屋であった。朝から、古本屋ざんまいで大いに気分をよくする。
あちこちで読むのに何冊か欲しい『映画の快楽』角川文庫を風呂で読んでいたら、淀川×蓮實対談の淀川発言で、コッポラが我が子を溺死させた過去を持つことを知る。