朝、早起きして「ギンレイ」10時からのイーストウッド監督「アメリカン・スナイパー」を観る。重い映画で、腹にズシンズシンとくる。臆病なぼくには、耐えられないシーンもあり、ストレスを感じたが、終わってみるとやっぱり快感があった。http://wwws.warnerbros.co.jp/americansniper/
炎天下、日影を選んで飯田橋から神保町まで歩く。途中、飯田橋1交差点から東へ入った定食屋「まさみ」で日替わり定食を食べる。塩山御大御用達の店。カウンターとテーブル席4卓のこじんまりした町の定食屋がこんな場所にあるとは。キャパの割に、厨房に4人も女性店員がいる。2人でもじゅうぶんこなせそうに思ったが、余計なお世話か。この日の定食(600円)は、コロッケと鶏ミンチ。普通においしかった。神保町では不漁。「サン毎」で本選び。最上階の「アラスカ」で、同誌の編集者と打ち合わせ。
帰り、荻窪西荻へ寄ろうと思ったが、そうか今日は火曜だ。しかもたしか盆休みに入っている店も。おとなしく最寄り駅へ帰還。「ビブリオ」十松くんを呼び出し、お茶しながら四方山話。「中川フォーク・ジャンボリー」が早々と予約満席になり、集客に苦労がいらないのは、ほんと助かるなあと話し合う。
飯田橋「ブ」で、D・ピース『TOKYO YEAR ZERO』文春文庫と、もう一冊。国立「ブ」で「東京人 ガロとCOMの時代」買う。車中ではずっと、ちくま文庫田中小実昌エッセイ・コレクション3 映画』を読む。野村芳太郎砂の器」は「イモ映画」だそうで、言っていることはよくわかるのだが、この映画が好きなぼくとしてはつらい。そういうこと、よくあるな。昔から気づいていたが、ぼくの趣味はけっこう「イモ」だ。