okatake2013-03-08

集英社の季刊誌「kotoba」が「本屋に行こう」特集。執筆者には書くべき人が書いている感じ。こういうところに目次に名前を出しておかないといけません。ぼくは一ページだけ、書いています。コクテイルで撮った、セレクト10冊の写真がかっこいいので、ぜひ見てください。いちばん面白かったのがグレゴリ青山さんの「京都個性派書店案内」6ページ。いきなり三月書房の三代目が「『kotoba』が本屋さん特集 企画も行き詰まりですか?」と発言。「グ」ちゃんが「キャー 京いけず発言 きたーッ」と身もだえている。恵文社の堀部くん、ガケ書房の山下くんも登場。山下くんのふきだしに登場する男は善行堂だろう。丹波口駅の「バルナ書房」というのは、ノーチェックだった。
昨日は溜まった新刊を、車で「音羽館」へ運んで売り、返す刀で、また、ごちゃごちゃと買う。バカの永久運動なり。店内で買った『喫茶ロック』が、同タイトルのCDシリーズをもとにした、日本のフォーク・ロックガイドになっていて楽しい。銀河鉄道は高校生バンドだった。はっぴいえんどのカヴァーアルバムに渋谷毅が「それはぼくじゃないよ」をソロで弾いたのがあるとか。勉強になるなあ。
きたる3月17日(日)、みちくさ市二日目に、伴健人さんの軒先を借りて、ちょこっと本を売ることになりました。「オジサン文庫」の売残りを、また自宅に送ってもらうというのも面倒なので、少し値段を下げて売ります。追加も持って参ります。ほんとうは、ちゃんと参戦するつもりが、気が付いたら申込みが終わっていた。場所は通りの一番池袋寄りとでもいうか、けやき並木に入る点前左、です。
ちばてつや「1・2・3と4・5・ロク」はすばらしすぎるのではないだろうか。朝、団地の下まで、豆腐を買いに行くシーン、昼やすみ、運動場で遊ぶ仲間から離れて、三枝が空を眺め、鉄棒をするシーンなど、物語に関係ない日常描写にたっぷりコマを使って引っ張って行く。その間、リズム、時間の使い方が、神業である。広くおすすめする。