また一週間が始まった。「あった、あった。」は景山民夫『渡しは如何にして幸福の科学の正会員となったか』を取り上げる。いろいろ書き方が難しい。チェックが入るかもしれません。景山について、いろいろ検索していると、ちょっと滅入ってくる。あんな話もこんな話も。
ぼく、『虎口からの脱出』は感心して読んだ記憶があります。なぜ、あれを映画にできなかったか。
午後、新潮「ヨムヨム」ご当地小説用に、「ブ」をはしごして蒐集。探せば家にある本も、面倒だから買う。いつもは見ない半額の棚からも仕入れる。仕事を離れて、違う視点から採集がおもしろい。『成りあがり』の元本を見つけてしまう。けっこう、珍しいんではないか。

夜、娘が古典の授業で「竹取物語」をやるので、現代語訳のついた、参考になる本ないか、と聞いてきたので、家族で夕食後、東大和「ブ」へ。たしか105円の棚にと思ったそこに、角川文庫ビギナーズの古典シリーズ『竹取物語』があった。「こんな便利な父親、おらんやろ?」と娘に言うと、「さすがに、そこだけはすごいなあ」と感心する。「そこだけは」というのが、ちょっと気にいらないが。