「朝礼」みたい

今夜は陽水。
半地下の窓から涼しい風がどんどん吹込んでくる。気持ちいいなあ。
住宅ローンの今月分を入金するため、吉祥寺へ。「落としたらダメよ」と妻。わしゃ、コドモか。
無事、役目を終え、藤井、「ブ」とまわり、それなりの買物をして、駅ビルに入ったパン屋でカレーパンとアイスコーヒー。ここのカレーパンはおいしいな。しかも作り立てか、あったか。
外へ出ると夕立。情け容赦ないみたいだ、夕立だっ!
夕食後、仮眠をとる。大阪の年上の友人Mさんが夢に出てきて、「愛は正義や。そんなこともわからん奴とは(喋りたくない)」と泣きながら、怒って帰ってしまう。おろおろするぼく。悲しくなって目が覚めて、さっそくMさんに電話。怒っていないので、ほっとする。あたりまえだ。
Mさんが教えているB女子短大で、生徒に短歌を書かせて、葉書で朝日歌壇に投稿させたら、二人がさっそく採用されたという。

沈黙にあせって顔を上げてみて目と目が合ってまた黙り込む 羽川温子

梅雨明けの脳裏に浮かぶ校舎裏濡れてごわつくスカートのひだ 大塚麗子

ちょうどMさんに、井坂洋子さんが金子彰子さんの詩を取り上げた文章について話していたところだが、大塚さんの短歌は、ちょっと井坂さんの「朝礼」みたい。

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