押しに押し詰まった12月29日、八王子「むしくい堂」での、古ツアさんとのトークのチラシが出来上がり、告知とともに古ツアさんが告知してくれている。東京にいる方、どうぞ、おこし下さい。そのまま忘年会になだれこむ予定であります。http://furuhonya-tour.seesaa.net/
12月23日西荻「銀盛会館」での古本市の出荷用の本も準備。まだ5箱。ぜんぜん足りないなあ。目をつぶって、どかっと放出しないと、あれこれ考えていると(出し渋ると)、本が滞留したままになる。がんばります。段ボールの箱を集めてこないと。
ある人からの又聴きであるが、赤瀬川原平さんが亡くなったとき、残された手帳の日程には、びっしり仕事の予定が入っていて、知人が思わず「なんで、ここまで仕事をしなくちゃならなかったのか」と嘆息したという。江藤淳文芸時評によると、早く亡くなった作家の柏原兵三も、平均230という高血圧を押して、純文学作家としては異例の、月産260枚もの原稿を書いていたという。ぼくも高血圧ではあるが、上がって、上は160ぐらいか。もっと血圧上げるくらい、頑張った方がいい。
唐津の西海洞さんから、土地の乾きものと黒砂糖を送ってもらう。いちおう、個展のハガキを出しておいたのだが(ときどき、思いがけないかたちで、東京でお見かけするので)、行けなかった詫びに、ということらしい。なんと律儀な人だろう。いつも、いろんなものをもらってばっかりで恐縮する。すぐ返礼をする。タイミングが大事。まわりの人達に、いつも、有形無形にいろんな援助をしてもらっていることを、決して忘れてはならない。すぐ、成功している人たちをうらやみ、自分は不遇だと拗ねるからなら、おまえは。