昨日、装幀家間村俊一さんの依頼で、間村さんが早稲田大学で教えている装幀の授業で、学生を前に(ほとんど二十歳前)古本について話すことになった。間村さんはもう4年目になるという。生徒数を聞くと、280名。400名いた年もあるという。びっくり。持参した古本ネタを、スクリーンに映しながら、あれこれ喋る。ほとんど反応はなく、少々心配になったが、終わると、教壇に集まってきて、話をしたり、奇跡のこけしを触っていく学生もたくさんいた。手応えのない280名を前に喋ると、本当に疲れるが、少しホッとした。打ち上げは「もう吉」。坂崎さんが顔を見せてくれて、ひさしぶりに歓談。