連休は古本漬けだ

今夕、雷雨のなか、仙台から帰ってきました。行きは長距離バス。2900円で新宿、仙台と恐るべき価格破壊。ひょっとして、床にゴザを敷いたバス、と思ったが、意外に快適だった。久住、澄コンビも同じバスで。澄ちゃんによると、キャンセル無効の2500円席というのもあったそう。すげえや。
結局、半徹で「ちくま」原稿を書き上げたが、バスでは眠れなかった。2時間、3時間といったこまぎれ睡眠が続く。
仙台でくすすみコンビと別れ、古本屋巡り。「火星の庭」は2年ぶりか。最初はくすすみコンビが、パソコンに取り込んだ画像データをプロジェクターで映しながらトーク。二人のシルクスクリーンの制作過程がわかる。二人が別の工法で作っていたとわかる。仕事場が映って、それも楽しい。
代わって、コクテイル狩野くんとぼくのトーク。客席は30名ほどで満杯。30代女性で8割5分が占められていた。これは、ぼくたちのファンというより、火星の庭のファンなり。狩野くんは仙台の出身。花が届いたというので、それをまずからかいながら、あれこれ話す。狩野くん、緊張していたらしく、トークが始まる前に、かなりアルコールをきこしめし、直前に姿を消したと思ったら、まだ足りず、アルコールを仕入れてきて、飲みながらのトークとなる。全体に反応がよくひと安心。
この晩は前野さん宅に泊。
翌朝、前野さんの運転で、前野さんの娘、Mちゃんと、澄ちゃんと萬葉堂鈎取店へ。しかし買ったのは一冊。わちさんぺい画の『エジソン』(学習漫画文庫)を1000円で。帰りは新幹線。指定席予約を取らずに駅へ行ったが、すぐ取れた。
帰宅して、舞い込んだファクスや、電話の用件を片づけていく。
明日はいよいよ「一箱古本市」。家族で参戦します。場所はもと青空洋品店の「しのばずくん神社」です。
5月5日からは池袋往来座外市。5月4日は軽井沢、追分コロニーの本格オープニングイベントでトーク。連休は古本漬けだ。